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ディー・シー・シー株式会社は、高度難聴者用ヒアリング・エイド「プレスティンⓇ」を開発・製造・販売する会社です。

プレス リリース Press ReleaseSERVICE&PRODUCTS

次世代型補聴機器「プレスティンⓇきのこ」「プレスティンⓇ ベータ」を発売

WHOの警鐘
 新聞で報道された「大音量の音楽鑑賞が原因-若者の『スマホ難聴』注意、WHO」(産経新聞/2015年3月10日)の記事で、「WHOでは、85デシベル(dB)を超える音量では8時間、100デシベル超なら15分で、耳の機能を損傷する危険がある」と警鐘を鳴らしています。大音量で聴力のセンサーである蝸牛内の有毛細胞が損傷することにより、難聴(騒音性難聴)が引き起こされます。一度損傷した有毛細胞は二度と再生しませんので、騒音性難聴になると生涯聴こえが回復することはありません。

補聴器が聴覚器官を破壊している
 大音量の音楽試聴が耳の機能を損傷するのであれば、それが補聴器であっても同様のはずです。なぜなら補聴器は、マイクで拾った音をアンプで増幅し、スピーカーで音量を上げて音を聴きとり易くする装置だからです。つまり聴こえが悪くなった分、それを補う音量を耳の中で出すことにより補聴を改善する装置で、気導式補聴器と呼ばれています。

 問題は、その音量が85デシベル(dB)以上で、そのため長時間補聴器を使う事で有毛細胞が高音域(子音)から中音域にかけて順に破壊されて、その結果、言葉の明瞭度に障害を起こす感音性難聴になることです。更に難聴が悪化した場合に使用する高度難聴用の補聴器は、常時100デシベル(dB)以上の大音量ですので、WHOの警鐘の通り、聴力センサーを死滅させます。

 このように補聴器の仕組みそのものが問題なのですが、他に有効な代替の補聴方法がない以上仕方がなかったのです。一時の補聴改善を大音量で行う方式の気導式補聴器の使用が、その後の生涯の残存聴力を奪っているのです。これに代わる安全で有効な補聴方式が必要です。 音を使わずに安全に音声情報を伝えることができるのは骨伝導方式ですが、既存の骨伝導補聴器は性能が低く補聴効果が十分でないため、外耳道閉鎖症などで気導式補聴器が使えない患者だけが使用しているに留まっています。

日本の最先端技術で、いままでになかった高性能な骨伝導補聴器を開発
 安全で高性能の次世代型補聴器の開発が世界中で待たれていますが、加我君孝東京大学名誉教授(国立病院機構東京医療センター臨床(感覚器)研究センター、名誉センター長、元耳科学会理事長)は、2006年にActa Oto-Laryngologica医学ジャーナル誌に、東京大学医学部でマウスを使って実証した次世代型補聴器の性能実験の論文を発表しています。実験に使用されたプレスティンⓇ パワーユニットは、従来の方式とは異なるGMTソナーと同じ原理のMagnetostriction方式で、従来の補聴器に比べて圧倒的に優れた性能の確認実験の詳細が記載されています。

PRESTIN®きのこの補聴効果の臨床データ

厚生労働省「平成25年度障害者自立支援機器等開発促進事業」報告書、 国立病院機構東京医療セ ンター臨床(感覚器)研究センター、加我君孝先生による「PRESTIN®きのこ」の40症例測定評価報告

難聴の種類と適合性

1 軽中等度難聴  (a) 伝音性難聴 ◎ 適している
(b) 感音性難聴 ◎ 適している
2 高度難聴  (a) 伝音性難聴 ◎ 適している
(b) 感音性難聴 ○ 症状によるが、効果が期待できる
Auditory Neuropathy  ◎ 適している
4 重度難聴  × 効果なし
5 大脳皮質障害 × 効果なし


 その後着実にGMT方式骨導補聴器の開発は続けられ、平成24年に完成した高度難聴対応補聴具「PRESTIN®きのこ」の補聴効果の臨床データは、厚生労働省「平成25年度障害者自立支援機器等開発促進事業」の助成を受けて、加我君孝東京大学名誉教授の下、国立病院機構東京医療センターで中度難聴者〜重度難聴者まで40症例の臨床データが収集・分析されました。 その既存の補聴器の性能限界を超えた臨床データの分析報告書は、平成26年4月に厚生労働省に提出されました。(障害者自立支援機器等開発促進事業 「これまでに無い高出力・高音質な骨導ー補聴具に関する開発(開発機関 ディー・シー・シー株式会社)」 報告書は、厚生労働省のホームページからダウンロードして閲覧できます。)

 伝音性難聴は外耳から鼓膜、耳小骨までの音の伝達の障害ですから、音を大きく鳴らす事で聴こえは改善できますが、皮肉なことに補聴器の大音量により損傷を受けた有毛細胞は死滅し、回復不可能な感音性難聴を引き起こします。一度感音性難聴になると、気導式補聴器で音を増幅しても有毛細胞は死滅していますので音を感じることができません。そのため気導式補聴器では感音性難聴への補聴効果はあり得ません。一方、当社が開発したGMT方式骨導補聴器PRESTIN®きのこは、感音性難聴に対応していることが臨床データ分析により証明されました。

 40症例の臨床測定で、「PRESTIN®きのこ」骨導補聴器は、気導式補聴器で聴きとれる音は全て聴こえます。軽中等度感音性難聴に対しても補聴効果が確認出来ました。

 また、気導式補聴器では音楽をハイファイで聴くことが出来ませんが、「PRESTIN®きのこ」骨導補聴器の音質は自然で高音質です。 誰もが測定の最後はPRESTIN®きのこで音楽を聴いていました。

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